Never Mind 

皆さんこんばんは。ファッション通信のMATSUです。

近年は”80年、90年代”のファッションがリバイバルされて流行しているらしいですが、僕にとって特に90年代は”10代”という青春時代に生きてきたので懐かしさを感じます。

多感で思春期な時期だったからファッションも音楽も夢中で追いかけてたのを覚えてます。

世の中の流行は15年〜20年周期で戻ってくると言われていますが、確かにそうですね。

 

90年代で思い出すキーワードと言えば…

“ジュリアナお立ち台・ボディコン・ギャル”

“バブル景気の終了”

“Jリーグ開幕”

“ナイキ・エアマックス・ブーム”

“ポケベル”

“女子高生コギャル・ブーム”

“渋谷系・ブーム”

“裏原系・ブーム”

“スケーター・ブーム”

“地下鉄サリン事件”

などなど…



まだまだいっぱい思い出せるけど、懐かしいわーって思ういろんなキーワードが浮かびます。

 

90年代は携帯電話やインターネットの普及によって現代は情報化社会になり、情報の伝達はスピードを上げていきました。

情報の量が増え伝達がスピードを上げ、流行の流れも速くなってしまい”流行りモノ”がすぐに陳腐化しているのが現状です。ファッションも音楽も…

毎号出るのが楽しみで愛読して好きだった雑誌もインターネットの普及に伴い次々と廃刊になって、読む楽しみが減ってしまい悲しかったです。



90年代の10代だった頃はこんな雑誌が本屋に並び、ギターとバンドに明け暮れて、レコード掘って、スケボー乗って、ファッションやストリート・カルチャーを学びまくって、 渋谷系男子みたいな事を田舎で追いかけていたのを覚えてます。笑

インターネットの普及によって人々の個人の自由と民主主義が拡大して豊かになったと言われていますが、その反面デメリットも多く抱えています。

“監視社会化”の進行で個人情報が国や企業に収集され管理されてしまい、個人の生活やプライバシーが把握・監視されてしまっている世の中になってしまいました。

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9・11のテロ以降は犯罪の抑止のために”情報監視体制”が強化され、監視のテクノロジーが進化すればするほど個人のプライバシーの保護の問題も出てきて、ニュースで情報漏洩の問題がよく取り上げられていたのを覚えています。

 

さて…本題に戻って、90年代のファッションはその時代に盛り上がっていた新世代の音楽系アーティストによってファッションの流行りが形成されていたように感じます。その頃のアーティストがかけていたアイウェアにも注目できます。

“ヒップホップ”

“グランジ・ロック”

“ブリッド・ポップ”

“ミクスチャー・ロック”

“ハード・コア”

“渋谷系ミュージック”

などが90年代は盛り上がっていましたね。あ、小室ファミリーも。笑

“ヒップホップ”からはキャップに腰パンでラージ・サイズのダボダボ・スタイルのいわゆる”B-BOY系”が流行。

日本でもブッダ・ブランド、スチャダラパー、EASTEND × YURI(DA・YO・NE)などが一世風靡して、B-BOYスタイルが浸透していきました。

海外のヒップホップでは2pacやThe Notorious B.I.G(ビギー)などが”西と東”の抗争が話題になり、お互い射殺されるという90年代ヒップホップ界最大の悲劇もありました。(カラー・ギャングと呼ばれるいわゆる日本で言う”チーマー”の発祥もここからと言われている)


2pacのお気に入りはGaultier(ゴルチェ)のサングラス。


ビギーのお気に入りはVERSACE(ベルサーチ)のサングラス。

グランジ・ロックからはやはり”NIRVANA”(ニルヴァーナ)のカート・コバーンのスタイルで”グランジ・ファッション”も流行。(本当はオルタナティブ・ロックの呼び名が正しい)

“グランジ”とはその呼び名の通り”汚らしい”を意味し、見た目やファッションから取った呼び名でもあります。

金髪の長髪、ヨレヨレのネルシャツやニットにボロボロのダメージ・ジーンズ、そこに履き潰したコンバースのスニーカーは新世代のロック・キッズの象徴的スタイルになりました。(僕も中学生時代はグランジ・スタイルでした笑)


90年代にこの”オルタナティブ・ロック”が盛り上がりを見せた背景には、”サイケデリック・ブーム”だった70年代が終わってしまい、1980年代は都会的で娯楽性の高い”売れ線狙い”の商業的な大人なロック・サウンドがヒット・チャートを埋め尽くしていた事が原因にあります。


そこに反発して耳を傾けない熱心なロック・キッズ達が家のガレージで音作りをして、アンダーグラウンド・シーンでオルタナティブ・ロックを演じ、ついにR.E.M、SONIC YOUTH、Red Hot Chili Peppersなどのオルタナ代表格バンドがメジャーへとのし上がったわけです。

そんな中で一気にスターダムにのし上がってきたのが、歴史的名盤アルバム「Never Mind」をひっさげてアメリカ・シアトルから登場したこのニルヴァーナなんです。


このアルバムを最初に聴いた時は衝撃を受けたのを覚えています。

PVはこちら↓


トレード・マークでもあるこのサングラスがめちゃくちゃカッコいい。

“オルタナティブ・ロック”はノイジーで前衛性もあり、破滅的で気だるいフォーク・ロックやサイケデリックな要素もあるので、60年代〜70年代の音楽から強い影響を受けている事が分かります。

流行りが”15年〜20年で繰り返される”というのが納得できますよね。

そうそう、補足ですが、近年はレコードのブームも再来しており、渋谷、新宿方面も新しいレコード専門店が開店してきています。そんな中で、90年代のレコードがめちゃくちゃ高騰しているんです!

なんと、このニルヴァーナのNEVER MINDのオリジナル盤だったら2万前後の値打ちが付いています。その他90年代のアーティストも数万はくだらない値が付けられています。

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90年代の主流はCDに移行している時代なので、逆にレコード盤でプレスされた枚数は少なく”希少性”があるのと、近年の90年代の人気の再来が原因となっています。

音楽のみならず、近年はこの回で紹介した90年代のヒップホップとグランジ・ロックのファッションがまたリバイバルされてきています。

しかし…90年代の勢いはこれだけではなく、まだ他にも流行っている裏付けの証拠があります。

次回は90年代の渋谷系、ブリッド・ポップ、ハード・コアについて迫りたいと思います。

それでは、次回をお楽しみに。

SOLAKZADE

MATSU