SPECIAL: "Art Nouveau" Antique Gold Ring from 1890s-1900s
ロンドンで仕入れた「スペシャル」について、ご紹介
ART NOUVEAU(アール・ヌーヴォー)は
ART DECO(アール・デコ)と並ぶ
デザイン様式の名前
ART DECOがSOLAKZADEのテイストで大好物には違いないのですが
ART NOUVEAUとART DECOが衝突する時
そこには「ユニバース」が現れます
ART NOUVEAUのジュエリーは短期間しか作られていないため
どれもスーパーレアでコレクタブルで、ロンドンやパリその他ヨーロッパのどこに行ってもなかなかお目にかかることはできません。
以前から岡本兄(僕)の親指についていたリング、ART NOUVEAUのリングが
気になっていた方がいるかもしれません
いや、実際に結構おられるんじゃないでしょうか!
このリングをパリで手に入れて3年くらいたちますが、
これまで何回も何回も聞かれましたから
「その親指のリング、めちゃくちゃカッコいいですね」
「その親指の、やばいやつですね」
ディーラーにも言われます
"That's very nice. Great find!"
"I like you ring on your thumb. That's aaaaaawesome."
売って欲しいと言われたことも何回かありましたが
自分のスタイルにとって重要なピースなのでお断りしてきました
そもそもART NOUVEAUのメンズリング
仕入れられる機会に滅多に遭遇しないスペシャルなカテゴリーだったので
自慢げに、お気に入りとしてずっと使ってきました
ART NOUVEAUはとても短い時期の流行で、1890年代から1900年代の20年間ほど
それまでの紋章のデザインが入ったシグネットリングや
比較的単純な装飾からすると劇的なデザインの革命だったART NOUVEAUは
草木や女性の体などをモチーフにした装飾が特徴
今回、奇跡の1つがコレクションに加わりました。
0.7ctのかなりハイクオリティ(推定Fカラー・VSクラリティ)な天然ダイヤモンドがセンターに
オールドヨーロピアンカットなので1910年代以前なのは間違いありません
ART NOUVEAUを象徴する女性の裸体が
左右両サイドに立体的に見事に彫金されていて
持つとずっしり重量感があります
ちょっと自分の親指のリングと並べてみました
他にもやばい発掘が続いていますので
続きをまたブログ書きますね!
ロンドンは予定の場所で仕入れられず、予想外の場所で仕入れが相次ぎ、結果的にヤバいことになっています
(続く)