solakzade_optician
Paul Newman 1963 /
Buying trip in Europe 3 /
Now i am in Copenhagen
いまはコペンハーゲンです!
ふと思い立って
コペンハーゲンに来てみました!
まあまあのモノは出て来たのですが
ソラックザーデのバイイング基準が、一昨年よりも去年よりもあがっていることもあって
なかなか買えるレベルのがありません。
デニッシュアンティークでいいのあるか期待したのですが!
Steve McQueen 1971 /
Lucky Luciano 1955 /
ラッキー・ルチアーノ(Lucky Luciano 1897-1962)
“ゴッドファーザー” ヴィトー・アンドリーニ・コルレオーネ(Vito Andolini Corleone)のモデルになった人物のひとり。
Bay State Optical from late 1940s /
ノーズパッドに使用されているベークライト(フェノール樹脂)は、1907年に発明された世界初の植物以外の原料から作られた人工合成樹脂です。
ノーズパッドにベークライトが使用されているフレームは、1940年代製の物ではレアです。1940年代~1960年代のブロータイプを100本発掘した中で数本あるかというくらいです。
フロント上部には、1940年代当時の最新素材であったアルミを使用し、まだ加工が難しかったと思われるアルミにて装飾が施されています。艶のある金張りとマットなアルミのコンビネーションが美しいフレームです。
CUSTOMER /
VANITY OPTICAL /
Grace Kelly 1950s /
CUSTOMER from New York /
Thanks!! Lane
▼1960s French Deadstock Vintage Sunglasses
1960年代 フランス製 デッドストック ヴィンテージ サングラス
▼1960s Deadstock Vintage Sunglasses OLIVER GOLDSMITH
1960年代製 デッドストック ヴィンテージ サングラス オリバー ゴールドスミス
▼1960s Deadstock Vintage Sunglasses PIERRE CARDIN “FROG”
1960年代製 デッドストック ヴィンテージ サングラス ピエール カルダン「フロッグ(カエル)」
1980s-1990s VINTAGE NEO STYLE EYEGLASSES /
NEO STYLE(ネオスタイル)
1961年にシュトゥットガルト(ドイツ南西部)で創業されたブランド。
NEOSTYLEは、トレンドに乗り続け、その時代ごとに応じてデザインが変化しています。
1960年代は大きめで、レトロなデザイン。
1970年代にはヒッピースタイルやスペイシーなデザイン。
1980年代、1990年代はストリートでオールドスクールなデザイン。
デザイン性だけでなくクオリティの高さを追求したのもブランドの特徴。
そのクオリティの高さは、着用感や耐久性、強度にしっかりと表れています。
シュトゥットガルトは、メガネ以外にも、車やジュエリー産業で世界一流レベルの物作りをしていたエリアなのです。
このエリアではポルシェ、メルセデス・ベンツなど世界最高レベルのブランドが生まれています。
この地で生まれ、高いクオリティの物作りをしたことも、NEOSTYLEが有名になった理由の1つです。
▼1990s Deadstock Vintage Frame NEO STYLE “MOZART 34“ 876 Oval Shape Mat Black 52-22
1990年代製デッドストック ヴィンテージ眼鏡フレーム ネオスタイル「MOZART 34」マットブラックカラー 52-22
1990s CHRISTIAN ROTH OPTICAL AFFAIRS SERIES /
▼ケイト・モスは、SERIES 6560のブラックカラーフレームを着用!
1970s Vintage PIERRE CARDIN “LIP” /
1960年代から1970年代の独創的なPIERRE CARDIN(ピエール カルダン)のデザインの中でもアイコニックなデザインのひとつで、唇を模倣したセクシーなサングラス!!
▼1970s Deadstock Vintage Sunglasses PIERRE CARDIN “LIP” Clear Pink Color
1970s PIERRE CARDIN SUNGLASSES /
PIERRE CARDIN(ピエール カルダン)は、クリスチャン・ディオールから独立し、1950年に自らのメゾンを立ち上げます。1953年には自身初オートクチュール(高級注文服)発表し、フランスのオートクチュール界の一員でありながらもプレタポルテ(高級既製服)に参入するなどビジネスにおいても勢力的で、ファッション業界のイノベーターです。
このサングラスは、1972年イギリス映画 Pulp(パルプ・邦題 悪の紳士録)で小説家役を演じたマイケル・ケインが着用していたモデル。
直線的なアビエータースタイルが男らしくダンディーな雰囲気をもつフレームですが、ハの字に広がった独特なシェイプが只者ではない怪しい感じで、小説家といっても低俗小説家役を演じたマイケル・ケインの危うい雰囲気を出すのに一役買っています。劇中で実際にマイケル・ケインが着用したフレームカラーはダークトーンで、薄いパープルのレンズが入っています。
▼1970s Deadstock Vintage Sunglasses PIERRE CARDIN “MICHAEL CAINE”
VICTORY OPTICAL "TORNA" FROM 1960s /
Victory Optical(ヴィクトリー オプティカル)は1941年、ニュージャージー州ニューアークにて創業されたブランド。
このフレームは、当時の広告からわかるように女性向けにデザインされたフレームです。
日が落ちディナーでワインを飲むときにも女性を輝かせることのできるフレーム、それはスクエアフレームではなく、大胆で新しい大きな円形のフレーム。そのフレームは “Torna” と名付けられました。
DEADSTOCK VINTAGE FRAME FROM 1950s USA /
PATHWAY OPTICAL(パスウェイ オプティカル)
1948年、ニューヨーク州ブロードウェイにて創業されたブランド。
▼1950s Deadstock Vintage Frame PATHWAY OPTICAL “CHALLENGER” Maple Color
1950年代製 デッドストック ヴィンテージ 眼鏡フレーム パスウェイ オプティカル「チャンレンジャー」メープルカラー
小さなオプティシャンから始まったPATHWAY OPTICAL(パスウェイ オプティカル)の大躍進のきっかけとなったのは、第二次世界大戦後、米政府より眼鏡生産下請け業者の1社に選ばれたことでした。1970年代、オイルショック後の経済危機を乗り越えられず、パスウェイは廃業しました。
▼LIBERTY OPTICAL(リバティー オプティカル)
1929年、ニュージャージー州ニューアークにて創業されたブランド。
▼1950s Deadstock Vintage Frame LIBERTY OPTICAL Demi Amber Color
1950年代製 デッドストック ヴィンテージ 眼鏡フレーム リバティー オプティカル デミアンバー カラー
後世に日本で「ボストン型」と呼ばれるようになったこのP3シェイプは、メタルでは1930年代に大流行したが、セルフレームでは圧倒的に玉数が少ない、実際にヴィンテージフレームを長年扱っていて感じる、スタンダードなのにレア度が非常に高いと感じる一本です。