タートオプティカル(1950年代)
ヴィンテージアイウェアの本質的な価値と、価格について。
10年前は2万円だったアーネルブラックウッドCBがいま5万円を超え、10年前は5万円だったアーネルアンバーが今は30万円を超えています。
以前にも何回か言っていますが
ソラックザーデはもうこれ以上、価格が上がってほしくないと考えています。
良質なヴィンテージアイウェアが与えてくれる感動が、富裕層だけのものであってほしくないからです。
しかしもう本当にこの10年のうち、特にこの5年でアメリカ物のデッドストックは数が底をついてきています(フレンチはまだまだ有ります)
いくらお金を積まれても、行くべき人でないと感じれば販売しておりません。
それで売っていたら、値段が上がってしまうからです。
僕らが譲りたいと思ったお客さんのところに、適正な価格で行ってほしいと思うだけです。
そしてそのフレームは一生、面倒見させてもらいます。
少なくとも僕らにとってはヴィンテージが好きな理由は、投機対象などではないし、有名人がかけているからとかでもない。
心に触れるか
頭を揺さぶるか
有り難い
って感情を生んでくれる
モノ
カッコいいとか、可愛いだけじゃなく
有り難い
そんな心を大事にする人間が集まる店でありたいので
これからも僕らは
目の前の一人一人、一本一本を
絶対に大事にしていきます。
金があっても、金がなくても
有名であっても、有名でなくても
どちらも1人の人間として、差別、区別しませんよ。
僕らが大事にする目に見えないところの何かを
感じてリスペクトしてくれるお客さん達と
有り難い関係性を大事にし続けていきたいと思っているだけです。
金やトレンドに惑わされることなく
国内外の同業他社がソラックザーデをコピーしたり、人の功績を自分の功績だとうそぶいたりすることに反応することなく
僕らソラックザーデは、そういう美学のないやり方とは一線を画しています。
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