NEXT is 18K SOLID GOLD: Solakzade Original by solakzade

  Solakzade OriginalのSILVER 925フレーム(コレとかコレ)は福井県鯖江市で研究開発し、鯖江で作ったベースフレームに

東京で兄やんの手で一本一本、彫金を施しています。

FRAME MADE in SABAE, HAND ENGRAVED in TOKYOです。

Solakzade Originalの18金無垢フレームは東京で作ったベースフレームに

東京で兄やんが彫金を施します。

ALL MADE in TOKYOです。

鯖江製ではない、東京製というのも、歴史的にジャパン・アイウェア・ヒストリーの重要な一角を占めてきました。

鯖江製のシェアは日本製アイウェアの99%、東京製は1%に過ぎないのですが

工業製品として量産する技術力を強みとする鯖江製アイウェアとは違い、

本鼈甲や金無垢といった贅沢な素材で、1本モノの工芸品を作りあげることで

東京製アイウェアはその存在意義を築き上げてきました。

東京と鯖江のアイウェア製造史については

コチラを参照。

More details about Japan Eyewear History

is HERE.

In the history of Japanese eyewear manufacturing, "Tokyo Made" has played an important role:

Using only luxury material like solid gold and real tortoiseshell, Tokyo has had the advantage to make a kind of arts and crafts one by one.

"Sabae Made" has had the advantage of technology to mass produce industrial products (each is NOT different) by research and development.

Solakzade Original 18K Solid Gold (All Made in Tokyo)

どんな仕上がりになるか。お楽しみに。

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SOLAKZADE 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-29-4 Goro’s Bldg 1F/B1F 03-3478-3345 info@solakzade.com

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彫金の仕上がりについて: Solakzade Original "Silver 925": Solakzade Original by solakzade

1月発売で既にソールドアウトになっているSolakzade Original Silver 925の彫金が続々、仕上がってきております。 兄やんが毎日、頑張って仕上げてくれていますよ。

これから彫金の仕上がり例として少しずつアップしていきますね。

The hand engravings and setting stones on each pair of Solakzade Original Silver 925 frames (Already Sold Out) are being completed one by one.

Since now we are uploading some pictures to show examples of the hand engravings and setting stones.

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ボックスには"SUN BURST" on the Boxes

下は岡本兄弟がネパールで調達したRubyと

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下は強い青色のサファイヤ

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下は、ネパールでこの石のディーラーに出会って、話を聞いて見せてもらううちに

(この石をテンプルのどこかにセットしたらええんちゃう。。?)と思いついて試し置きしているところ

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テンプルの先がループのタイプには、テンプル先ではなく下のような石留めを施しています。

下はエメラルドのレール留め仕様。

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Buffing Frames at B1 Floor: Solakzade Optician by solakzade

ソラックザーデには地下と一階があります。 Our shops consist of Basement Floor and Ground Floor.

地下の店内奥にあるバフの光景。

2005年に買ったバフモーターに最近「集塵機」という緑のカバーをつけました。

バフ磨きをするときは粉が舞うのが難点でしたが、これで常に裏からも吸い込んでくれるようになりました。

写真では見えないですが後ろから掃除機のように吸い込んでくれているんです。

前はこのバフモーターが、作業台の下にあったのですが、ご覧の通り作業台の上に置けるようになったので、めっちゃ快適!

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Special 1 from NY: 1960s Christian Dior by TURA: Vintage Sunglasses by solakzade

In 1960s Christian Dior sunglasses were manufactured by Tura. Hand painted gold filled frames with mineral glass lenses.

Not an "industrial product" but a kind of "art and craft". Made one by one. Like an Haute-Couture.

1/10 12Kの金張りフレームにハンドペイントが施され、ガラスレンズが装着される。

「工業製品」ではなく「工芸品」として制作するTuraによる初期ディオールのミュージアムピース。

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(ABOVE) Old logo of "CHRISTIAN DIOR"

(BELOW) Sign of "1/10 12 K.G.F." standing for "1/10 12 Karat Gold Filled"

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CUSTOMER: Ms. Houjoh by solakzade

She took the frames below.. Below: 1960s Christian Dior by Tura

*Hand Paint on 1/10 12K Gold Filled with Mineral Glass Lenses

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Below: 1960s Rodenstock "Rodella"

*1/10 12K Gold Filled

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1960s Metzler

*20/1000 18K Gold Filled

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【緊急告知】SOLAKZADE SECRET TRUNK SHOW in OSAKA 2016 by solakzade

来たる4/17(日)から18(月)にかけて大阪の某ホテルの一室(スイートルーム)でトランクショーを開催します! 海外でやったことがありますが、日本国内のホテルでのトランクショーは2011年10月に恵比寿のWESTINスイートルームで開催して以来。

2012年7月に東京で店を持ってから

伊勢丹新宿とか阪急百貨店とか、NYのセリマオプティーク等からオファーをいただきました。

これまで僕たちにとって、トランクショーをやる理由は「修行」でした。

ご紹介や口コミで自分でSOLAKZADEを見つけて来てくれるいまの原宿の店では

良くも悪くも、僕たちのペースでお客さんに接することができます。

有難いことに、僕たちにオススメを提案されに来てくれる方も多くいらっしゃいます。

でも

百貨店とか、海外とかで、同じやり方は通用しません。

初めから僕たちのことを知らないお客さんに、僕たちの提案をさせてもらうには

心を開いて信頼してもらわないといけません。

よっぽどじゃないと、原宿の店のようにはいきません。

「いつもと違う新しいお客さんに会って、自分たちの腕を磨く」

自分たちの提案力、人間力の修行をするような気持ちで

トランクショーには精力的に取り組んできました。

でもそんな中で、

僕たちが大阪でショールームをやっていたころ(〜2012年6月)に来てもらっていた大阪のお客さん達で

大阪を発って以来お会いしてない人たちがいます。

西日本や東北、北海道に住んでいる方で、このブログをチェックしてくれている方もいます。

何ヶ月かに一回、新幹線や飛行機で、愛媛や福岡、京都や大阪、和歌山、富山、長野からわざわざうちの原宿のお店に遊びに来てくれる方もいます。

毎週山梨から来てくれるお客さんも、毎月のように名古屋から来てくれるお客さんも。

東京出張のついでの方がほとんどですが、本当に「SOLAKZADEに行くための上京」をしてくれるお客さんも何人もいてくれます。

この人たちに目を向けずに、「誠実な店」であることはできないと思ったのです。

「遠くに住んでるのに僕らのブログやインスタをチェックしてくれている人」向けのトランクショーを

大変遅くなりましたが、やらせていただきたいと思います。

第1弾の場所はやっぱり、僕らの原点、大阪!

場所:

メールまたは電話でご予約いただいた際に、「ホテル名」をお知らせします。

ご予約当日14:00ごろに「部屋番号」をメールでご連絡します。

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日時:

2016年4月17日(日)

1枠: 14:30~15:30

2枠: 15:30-16:30

3枠: 16:30-17:30

4枠: 17:30-18:30

5枠: 18:30-19:30

6枠: 19:30-20:30

7枠: 20:30-21:30

8枠: 21:30-22:30

9枠: 22:30-23:30

2016年4月18日(月)

10枠: 9:00-10:00

11枠: 10:00-11:00

12枠: 11:00-12:00

早めのアポイントメントをお待ちしています!

03-3478-3345

info@solakzade.com

参考までに2011年にWESTIN(東京・恵比寿)でやったときの様子です。

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Digging in NY 2: Vintage Art Deco Furnitures by solakzade

From Brooklyn NY🇺🇸 SOLAKZADE最年少のヤマモトナオトが一人でNYで仕入れ中です。

I'm the youngest crew from Solakzade. This is the first time buying trip abroad for me.

尖ってるけどザラついてる、そんな家具を掘りに、マーケットにも足を運んでます。 でもヨーロッパと違いNYにはかなり少ないようなので厳選して掘り出し物をピックしてます。 今月末にSolakzade1階で販売予定です。

Cutting edge and gorgeous but rough textured.. I'm here to dig dead stock optical frames at warehouses and also vintage used furnitures like that at flea market.

1940-1950年代というとアメリカ東海岸が全盛のころ。変わって1960年代中期ごろから、パリやロンドン、アメリカ西海岸に、カルチャーの中心は移ります。

真鍮のゴールド、エナメルのグリーン、大理石のステム。そして涙のような黒い線を一本一本落とした60年代パリのアヴァンギャルドな狂気の空気が漂うシェイド。ゴージャス。 In 1940s to 50s, the East Coast of America was the center of the world. That was in every way; economically, politically and culturally. But after middle 1960s, the center of the world moved to the West Coast and Europe after the antiwar movement toward the US started to get bigger. Here is the bedside lighting which reflects the atmosphere of Paris in late 1960s. Brass gold, enamel green, stem in marble. And the shade has hand-painted like lines reminding of tears in black. Quiet but insane.. 1970s Vintage Marble & Brass Shade Lamp

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1960年代後期から1970年代にかけて、アールデコ(最初は1920-30年代に流行)は再評価され、流行します。

In late 1960s to 1970s, Art Deco style (originally in 1920s to 1930s) got popular again.

クロームメッキの銀の球体がスペイシーな印象ですが、これを覆う8mmフィルムの映像を想わせるカスリ柄が薄っすら入ったライトグレーのシェイドが、全体のコントラストを弱めてくれている。[スペイシーxカスレ感]この組み合わせが絶妙な1960s感。

Spherical body in chrome silver gives futuristic and spacey feelings. But the shade in light grey texture with fragile pattern with straight lines make this whole image low contrast like a Nouvelle Vague movie. 1960s Vintage Space Chrome Shade Lamp

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Digging in NY 1: Vintage Eyeglasses by solakzade

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(上/Above) Deadstock 1940s Vintage Shuron 2 Point Rimway Ful-Vue "Shurset" 1/10 12K Gold Filled, 10K Gold Bridge

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(上/Above) Deadstock 1940s Vintage Martin Copeland & Co. 2 Point Ful-Vue 1/10 12K Gold Filled

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(上/Above) Deadstock 1940s Vintage T&P Optical Ful-Vue 1/10 12K Gold Filled, 10K Gold Bridge

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(上/Above) Deadstock 1930s Vintage American Optical Ful-Vue 1/10 12K White Gold Filled

 

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岡本兄弟 on "JOCKS & NERDS" London Issue 17 by solakzade

SOLAKZADEの岡本兄弟がロンドンのファッション・カルチャー誌【JOCKS & NERDS】で8ページにわたって特集されています。 The founders of Solakzade, Okamoto brothers, are featured on the London based magazine "Jocks & Nerds" Volume 01 Issue 17.

http://ja.colette.fr/catalog/product/view/id/482375/s/magazine-jocks-and-nerds-v1-n17-ipskiojocks-7/category/12966/

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鯖江3:1950年代当時の製法: Solakzade Original by solakzade

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セルフレームの切削(「せっさく」と読みます。板状の素材を切り出すこと。)については、5年前の2011年から 3D-CADソフトを独学で使えるようになってフレームのデザインをするようになり

NC切削機で切り出す、というやり方で試作(プロトタイプ)を作っていました。

しかし1950年代ごろのファクトリーでは、アメリカでもフランスでも、イギリスでも日本でも

セルフレームの作り方はもっと原始的なもので、でも完全な手作りではなく、こんな機械を使っていました。

アナログな感覚で作れるこの機械がずっと欲しくて、でもなかなか出てこない代物で、

ようやく今回、見つけることができたんです。

鯖江の中でもメガネ関連のメーカーが並ぶエリアからは離れて、ぐっと山の近くの田んぼの中にぽつんとある

こんなシークレットな倉庫から。

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この中にレストア前のヴィンテージマシーンが所狭しと並んでいました

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あっ!

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あった!!!

 

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実験:ヨーロッパヴィンテージの蝶番は、どこまで再現できるのか。 by solakzade

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5年ほど前。 まだ自分の手でフレームを作ったことがなかったときのことです。

鯖江でセルフレームを作ってもらおうと、とあるファクトリーにお願いにあがったところ

蝶番の設置方法についての僕らの要望を拒否されてしまったんです。

その時の要望とは、1960年代以前のイングリッシュ、フレンチのヴィンテージのように

蝶番を座彫りせずに、浮かせた状態で、ピンの頭も削り落とし。

こんな感じにしたかったのです。

蝶番がフレームに埋まっていなくて、乗っかっているのが分かりますか?

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*上の写真は3本ともヴィンテージです。

強度が落ちる上に、作りにくい

こんな作り方をなぜ当時のヨーロッパのファクトリーはやり続けていたのか、不思議です。

見た目の美しさ以外に、理由が見当たりません。

かといって見た目のために、あえてやっていたとも思えません。

とにかく作りにくいんです。

だから、断られました。そもそもメリットがないよと教えられながら。

でも諦めるわけがなく、

KISSOの吉川さんから別のファクトリーを紹介してもらい

まずは蝶番を通常の普及品(洋白やチタン)ではなく、真鍮で特注しました。

ゼロから特注で金型から作ったので、約1年半も待たされましたが、完成。

2012年-2013年のことです。

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そして同時に2011年ごろ、鯖江で制作用の機械を各種、買い揃えて、たとえば

NC切削機(板生地を切り出す機械)、埋め込み機(蝶番を埋め込む機械)、カシメ機(蝶番をカシメる機械)

打刻機(刻印を打つ機械)、溝掘機(レンズの内側のミゾを掘る機械)

などを手に入れて、ヴィンテージを触りながら、合間を縫って、何度も試作(プロトタイプ)を重ねていたのでした。

鯖江の「師匠」にはかなりヘルプいただきました。

すると、できましたよ。

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*上の2本は僕たちが作ったフレームです。

上のイエローフレームの蝶番には、酸化しやすい真鍮の特性がうまく出て、緑錆が吹いちゃってくれています。

以上。ヨーロッパヴィンテージの蝶番は、どこまで再現できるのか。

やってみたら完全再現できました。

これがポロっと中古で出てきたら、ヴィンテージと見分けがつかない危険なフレームの誕生です。

ちなみに、僕にとって「ヴィンテージのディテールの再現」はゴールではありません。

あくまでもエクササイズです。

ヴィンテージの再現っていう行為自体、感度の高いプロジェクトでは決してないですからね。

ただ現行の製法とは全く異なる合理的でない製法をあえて自分の手を使ってトレースすることで見えてくる世界があるのです。

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鯖江2:Digging Deadstock Acetate Plates:Solakzade Original by solakzade

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かれこれ5年くらい前からお世話になりまくっている鯖江の材料屋さんKISSOの吉川さんに 倉庫にあるデッドストックのアセテート生地を漁らせていただきました

前にも弟と2人で同じように漁らせてもらったのですが、今回はMatsu、Rico、直人を合わせた5人で

We dug dead stock acetate plates at a materials company, KISSO, in Sabae.

KISSO imports acetate plates from Mazzucchelli Italy.

I and my brother have got lots of assistance from Mr.Yoshikawa, the president of the company, for over 5 years.

He always arranges everything we need in manufacturing our own designs.

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1960年代後期から1970年代中期のオリバーゴールドスミスに使われているようなコントラストの弱い色使い

The weak color contrast of the acetates used for Oliver Goldsmith frames from late 1960s to middle 1970s

 

コントラストっていうのは

強弱の差、濃い薄いの差、暗い明るいの差、ザラつきと艶感の差

"Contrast" means the difference in color and light.

Dark and Light. Strong and Weak. Matt and Burnished.

 

コントラストが弱い、ある意味ではクオリティの低い、ぼーっとした、

(世の中では、こういう形容は「悪口」になるんでしょうが)

それが

ネパールのパタンで見た景色みたいな、同時にパリの街や人みたいでもある、

ときに穏やかで優しい牧歌的な揺らめき、ときに妖艶で危なく前衛的な揺らめき、

1960年代後期から1970年代中期のあの色なのです。

Color contrast is weak, in other words, slow, blurry, smokey..

That reminds me of the streetscape and persons in Patan (Nepal) and in Paris (France) at the same time.

Sometimes wavering calmly and idyllically, sometimes wavering amorously and experimentally..

That is the very atmosphere of late 1960s to middle 1970s.

 

そういう色の生地(素材)が1980年代後期以降ほとんど作られなくなって

(時代ごとに色があって、いまは、いまのところ、もっとパキッとしたもっと綺麗な色が主流の時代なのでしょう)

デッドストックとして探すか、あとは自分で色を調合してイタリアか日本で特注するしかないのです。

色から作っているブランドなんてalain mikliとか999.9とかデカイとこばっかりですから

資金的にはハードルがあるプロジェクトなのですが、楽しそうですし、

欲しい色がなければそれをやるしかないんです。

Acetate material in those kinds of colors has rarely been made after 1980s.

So we have to dig deadstock materials or we can just make what we like by blending colors by ourselves and order to factories in Italy or Japan.

Only big brands like alain mikli and 999.9 do it to have their own colors so money is the only matter.

But sounds exciting and we have only these 2 options.

 

そんな素材を調達しているワケは、やはり

Solakzade Originalの新たなプロジェクトのため。

実はビスポークセルフレームラインを立ち上げようと準備中ですのでお楽しみに。

多分夏にはスタートできると思います。

The reason why we are getting those acetate materials is to launch a new line of Solakzade Original.

That will be a kind of bespoke service.

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鯖江1: Solakzade Original by solakzade

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2016年2月17日。福井県鯖江市は大雪でした。

Solakzade Originalの新たなプロジェクトを始動させる為、

岡本兄弟、Matsu、Rico、直人の5人全員で、レンタカーで一日、鯖江を駆け回りました。

 

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"Politician" Celluloid Black: Solakzade Original by solakzade

さきほど紹介したPoliticianのセルロイドのブラックについて さっきのブログから5時間くらいしか経っていないと思いますが

こんなに短い時間で、凄まじい数のお問い合わせを頂いてしまいました。

プロトは1本しかないのでどうしようか検討しました。

が、やはり早い者勝ちということで、一番最初に問い合わせをくださったある常連さんにお譲りすることにします。

他の皆さん、ご理解ください。

その代わり、もう1つ決めました。

POLITICIANのソリッドブラック(セルロイド)

欲しいと思ってくださった他の皆さんの気持ちにも応えます。

いっぱい作るだけの職人の手数はないので

極少量の20本限定生産。4月出来上がりを目指します。

これもメールか電話であらためて先着順でオーダーを受け付けます。

info@solakzade.com

03-3478-3345

さきほどお問い合わせいただいていた方にはいまから順次、お返事します。

なお、プロトから以下のように仕様を微修正します。

1.プロトでは、蝶番は普通の普及品で座彫りをして使っていましたが

特注の真鍮製を使って座彫りをしない40sフレンチ仕様で仕上げます

2.プロトではフロント面に4カーブほどついていますが

カーブはフラット(0カーブ)に仕上げます

3.ヴィンテージの40sフレンチに特有のフレームの角感は

プロトでも結構出ていますが、もっと強くします

ちなみに世界で20本限定ってめちゃくちゃ限定ですからね。

世の中の眼鏡ブランドは1つのデザインで数百-数千本作っていますから。

お渡しは4月中の予定です。

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DISCOVERED A PROTOTYPE HANDMADE at OUR ATELIER 4 YEARS AGO..: SOLAKZADE OPTICIAN by solakzade

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ソリッドブラック(セルロイド)のPOLITICIAN(ポリティシャン)  

4年ほど前(なので、MAX PITTIONが復刻されるよりずっと前です)に1本試作で作っていたこのフレーム、アトリエのキャビネットにずっと前から飾ってあったのですが、ふと気になったので、試しに1970年代ドイツ製のガラスレンズを入れてみました

ショット社が1970年代に製造したデッドストックのガラスレンズは鯖江のとあるレンズメーカーの倉庫から2年ほど前に出てきたもの

カラーは20%ほどの薄いブルーグレー

宇宙空間のような無垢でユニバースな質感

欲しい方おられましたらメールか電話でお問い合わせください。

info@solakzade.com

03-3478-3345

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